お花見してきました

私の家の場合、家族4人がそろって外出できる機会は少ない。私が仕事をしているとき夫は子どもたちのケアをしているし、彼が仕事のときは逆に私が子どもたちの面倒をみているのが常であるからだ。それは土日であってもそうである。

今日はその、数少ない外出の日。住んでいる地域で桜が見ごろであったので近くの公園までお花見に行った。夫は午前中仕事であったので、お昼を公園で食べることにしてお弁当をつくり、彼が帰宅してからみんな一緒にでかける。

長男は少し前に買ってもらった補助輪つき自転車に乗る。彼の愛車にはなぜか、私が昨年いただいた安産祈願の赤いお守りが(笑)長男が自分で取り付けたものだが、彼はお守りの意味がわかっているのだろうか?

今日は風が少し強いものの、日中あたたかで晴れておりお花見にはよい日和であった。公園にシートを広げてお弁当を食べる。たわいもない会話と、満開の桜。長男も次男もご機嫌がよく楽しそうである。

次男を抱っこして桜を触らせる。彼にとって生まれて初めての桜、どのような感触だっただろうか。私もまだ歩かない人を抱えてのお花見は久しぶりである。

今日のように赤ちゃんを抱えてお花見をすることは、私の人生ではこれから先しばらくチャンスがないかもしれない。これから大きくなっていく子どもたちのことを思い、なぜかとても切ない思いになって眺めた桜であった。この花は本当に日本人(日本で育った人という意味です)を感傷的にさせますね。