古い日記帳を見つけたように

はてなダイアリーなるものをやっていたらしく、「はてなブログへの移行」をお知らせするメールが来た。開いてみたら、10年前の日記が(笑)

 

10年前といえば。私たちは東京に住んでおり、いま中学生の長男がまだ幼稚園児で、その前の年に二男が生まれていて母乳育児をしていた時期である。仕事は産休だけで復帰、基本的に家にいる夫がほとんど彼らの面倒を見ていた。

 

やたらとパルシステムの商品を紹介する記事ばかり書いているが、おそらく、「商品をネットで紹介したら〇〇ポイント」みたいな企画があったのだろう。パルシステム福島原発事故以降、「被災地を食べて応援」みたいなスタンスだったので即、辞めた。その後九州に引っ越してグリーンコープを契約して今に至る。

 

古い日記帳を見つけて、つかの間、昔の日々を懐かしむことができた。それにしても、アメブロもnoteもやっているのに「はてな」を続けることに意義はあるのだろうか……どうも、使い分けということにあんまり頭が働かない。まあ、こちらは何にも紐づけしていない(たぶん)から、他者からの評価を気にしないで書く、本当に気楽な忘備録ということになるのかしら。

ブログ、移動です

最近、アメブロに引っ越ししました。
引っ越したというのは正確ではないですね。こちらも閉鎖する予定はまだありませんので。ひとつ仕事部屋を借りたという感じです。

よろしければ、こちらも覗いてみてください。
http://ameblo.jp/katone21/

おかげさまで二男は無事に1歳になり、先日二足歩行を始めました。
お宮参りに行った地元の氏神様にあらためてこの一年のお礼を申し上げたい感じです。そのうちお礼参りに行こうと思っています。

お礼参りといえば、かつてお産のためにお札をいろいお頂いたのにそちらにも本当はいかないといけないのですが。水天宮、湯島天神靖国神社。みごとに、キャラのかぶらない三つの神社たちですね。

平穏であること、毎日の時間がゆったりと流れること、その二つのありがたさをかみしめます。

お花見してきました

私の家の場合、家族4人がそろって外出できる機会は少ない。私が仕事をしているとき夫は子どもたちのケアをしているし、彼が仕事のときは逆に私が子どもたちの面倒をみているのが常であるからだ。それは土日であってもそうである。

今日はその、数少ない外出の日。住んでいる地域で桜が見ごろであったので近くの公園までお花見に行った。夫は午前中仕事であったので、お昼を公園で食べることにしてお弁当をつくり、彼が帰宅してからみんな一緒にでかける。

長男は少し前に買ってもらった補助輪つき自転車に乗る。彼の愛車にはなぜか、私が昨年いただいた安産祈願の赤いお守りが(笑)長男が自分で取り付けたものだが、彼はお守りの意味がわかっているのだろうか?

今日は風が少し強いものの、日中あたたかで晴れておりお花見にはよい日和であった。公園にシートを広げてお弁当を食べる。たわいもない会話と、満開の桜。長男も次男もご機嫌がよく楽しそうである。

次男を抱っこして桜を触らせる。彼にとって生まれて初めての桜、どのような感触だっただろうか。私もまだ歩かない人を抱えてのお花見は久しぶりである。

今日のように赤ちゃんを抱えてお花見をすることは、私の人生ではこれから先しばらくチャンスがないかもしれない。これから大きくなっていく子どもたちのことを思い、なぜかとても切ない思いになって眺めた桜であった。この花は本当に日本人(日本で育った人という意味です)を感傷的にさせますね。

薫り高い野菜の箱

少し前に『クロワッサン』が節約特集であったので購入した。可処分所得高めの読者層の雑誌だが、近年は定期的にそのようなテーマを組んでいる。後で知ったがこの号も完売して増刷したのだとか。世間一般に節約ムードが高まっている、ということだろう。

雑誌の中の記事に無農薬に近い野菜を購入してそれをフルに使い切る、というのがあった。無農薬もしくは有機栽培の野菜は高価であるが、たとえば大根などは葉や皮の部分を使えば色々と使いまわせてお徳である。その記事で紹介されているのはパルシステムでない宅配の野菜セットであったが、パルシステムにもグリーンボックスという商品がある。私も節約心に火がついて(笑)久々に注文してみた。季節の野菜がおまかせで6種類入っていて約1,000円。

以前もこのグリーンボックスを使っていたが、ある時期極端にかさの小さい野菜が集中した週が続き、それで注文をやめていたのである。かさの小さい野菜とは…しょうが、葉ねぎ、ごぼう、など。こういう野菜たちも必要だけど、もっと食べがいのある野菜も一定量ほしい。

さて届いた野菜たちは…にんじん、ごぼう、せり、しゅんぎく、きゃべつ、小松菜…(うろ覚えですがだいたいこんな内容)。葉物も根菜も、大きくてかさのあるものと小さいけれど旬を感じられるものもある。早速、自宅で「ほろ酔い3品セット」を作ってみた。せりのおひたし、春菊とえのきの胡麻和え、キンピラごぼう。春の香りいっぱい、食物繊維もたっぷりの内容である。

グリーンボックスの野菜たちは元気がいい。野菜の内容こそ選ぶことはできないが(だいたいの内容は注文週に告知される)、香りがよく、イキの良い野菜をたくさん食べる喜びと、選べないからこそ腕のふるいがいがある楽しみがある。一人暮らしで外食が多い方には薦められないが、食事をよく作る人には楽しみな「箱」であると思う。

パルシステム

http://www.pal-system.coop/

頭脳労働の友

katone2009-03-20

先日、マインドマップという、ひらたく言えば「右脳と左脳をバランスよく使う発想法が見につくノートテイク(もしくは落書き)」法の講座に参加した。フィンランドで子どもたちの学力が高いのはこの方法を教育に組み入れているからで、俗にフィンランドメソッドと言われるのはこのマインドマップのことだそうな。へぇ〜(←死語?)

講座は、この方法を20数年にわたって愛用されている講師の玉川一郎先生のもとでおこなわれ、とても充実した内容だった。講座の中身もさることながら、私が感心したのは1日という長い時間、いかに参加者を飽きさせずに集中させるかという工夫の数々だった。たとえば、講座は全部で20数名の参加者がいるものの、スクール形式の机配置ではなくて4人一組の島をつくってグループで向き合うスタイルである。必要があればお互いの作品なり発想なりにコメントする。それから島の中央には、講師の話を聞いているときに触ってあそんでいいおもちゃの類がある。パワーポイントを駆使したプレゼン内容の素晴らしさについては、さすがプロと聞きほれてしまった。

中でも感動的だったのは(これは大げさ?)、一口サイズのチョコレートとキャンディが盛られていたこと。先生によれば、講座では普段つかわない脳の部分を使うのでおそらく疲れるでしょうから、ということだった。頭脳労働には甘いもの、というのは私が仕事しながらお菓子を食べるときの言い訳だがこのチョコレートの存在はこの講座に別の効力を発揮していた。つまり、場がなごむような気がしたのである。

先生の話を聞きながら、あるいは自分でマインドマップを書きながら私たちはチョコレートをつまむ。同じテーブルを囲み、一つのものを共有するというのは人が親しくなる際の基本的な導入口の一つである。チョコレートと、先生が準備してくださったお昼のお弁当を食べながら初めて会った者たちは色々と自分の情報について共有するのであった。もちろん、ちょっとお腹すいたときのつなぎになったし、頭の疲れも癒された。

帰宅して、パルシステムのカタログにこのファミリーチョコレートを見つけたとき、まよわず注文。頭が疲れたら甘いもの、といいながら。同時に、楽しくて充実していたあのマインドマップ講座の記憶もこのチョコレートを食べることでよみがえる気がした。自分の子どもはまだ幼児であるからなるべくチョコレートなど与えたくないと思っているが、やっぱり彼もチョコレートは好きである。そんな彼が欲しがっても、2,3個あげれば落ち着いてくれるのでそれも助かる。もちろん、大人がたべても心がなごむミルク味である。

パルシステム
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お眼鏡にかなったお弁当食材

katone2009-03-05

息子の幼稚園のお弁当作りも、今年度は先週で修了。週に2回とはいえ、お弁当を作る前の日は「明日はお弁当の日だ。忘れないようにしなくちゃ」と思い、それなりに緊張(?)して過ごしてきた。実際は、私も仕事に出る日が多く朝は時間が限られていてキャラ弁など凝ったことはできないし、お弁当箱のサイズも小さいから、おにぎり(一口サイズ×6個)とおかず2品入れたらいっぱいになる。それと小さなタッパーにりんごかオレンジをカットして持たせるだけ。毎日手の込んだお弁当を作っている人々に比べたら楽なもんだ。

それでも、翌朝お弁当に入れる食材が無い!などということがないように、前日には一応気を配る。そういうわけで、昨年の春以降、冷凍庫には必ずお弁当用の温めるだけの食品を確保している。ところが、これが当たりはずれが大きい。以前、某有名食品メーカーの「○○寄せフライ」(○○の中には魚介類が入る)を入れた。帰宅した息子がひとこと。
「お母さん!お弁当おいしくなかった」。
ああ〜、幼児は正直である。そして幼児の舌は妥協を知らない。

だから初めての冷凍食品を入れる日は少しドキドキである。おいしく食べられたかな、と。パルシステムの「チーズと若鶏オーブン焼き」は、彼のお眼鏡にかなう一品であった(息子は眼鏡はかけていないけど)。ペロリと食べてくれて次に入れてもいいという。

私もちょっと味見してみた。小さいサイズにまとめられた鶏のミンチを焼いたものにチーズが乗っている。鶏だけでもおいしいがチーズの味がまろやかで食欲をそそる。しかも冷めても十分においしい。緑色のハーブとケチャップの彩りでお弁当も華やかになる。これはうちの冷凍庫の定番になるなあと思った。小分けされていて、必要量だけ取り出してレンジで温めるだけなのも助かる。画像では、時計でいうと9時にあたるところにあるものがそれです(見づらいですが)。

パルシステムhttp://www.pal-system.coop/

やさしい色と味わいの紅しょうが

katone2009-02-26

無ければ無いでなんとかなるが、でもあると確実に料理の味を締めてくれる食材。その一つが紅しょうがではないだろうか。

「はじかみ」という食材がある。細い谷中しょうがのようなもの(?)を紅色の酢に漬けたもの。青魚の塩焼きのときに一緒に食べる。さっぱりとした酸味としょうがの香りが、魚の臭みと脂を中和してくれる。これは瓶詰めにして売られているが、売っているお店をなかなか見つけられない。以前は近所に「肉のスーパーハナマサ」があってそこで購入していたが、昨年だか一昨年だかにお店が閉まってしまい、以来うちでは「はじかみ」を使うことはなくなった。

さばの塩焼きを作った際にためしに紅しょうがを使ってみたら、案外とこれがあう。はじかみなしでもいける感じ。パルシステムの「きざみ紅生姜」は、梅を漬けるときに出る梅酢を使っているとのことで、市販の紅しょうがよりは色が控え目。鮮やかなピンク色(もしくは赤色)というわけではないが、おだやかなやさしい色合いである。それから味がやわらかい。変な添加物(色素とか調味料とか保存料とか)を使っていない紅しょうがというのは珍しいのではないだろうか。

もちろん、焼きそばには必ずトッピングしたい。これからの季節、ちらし寿司のいろどりにもいいだろう。

パルシステム

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