2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

やさしい色と味わいの紅しょうが

無ければ無いでなんとかなるが、でもあると確実に料理の味を締めてくれる食材。その一つが紅しょうがではないだろうか。「はじかみ」という食材がある。細い谷中しょうがのようなもの(?)を紅色の酢に漬けたもの。青魚の塩焼きのときに一緒に食べる。さっ…

みどりふりかけの威力

私の実家の食事のあり方がちょっと変わっていると気づいたのはいつ頃だろうか。うちではまず、メインのおかずと副菜を先に食べる。食べ終わった頃にご飯をよそってもらい、それをお漬け物とか昆布の佃煮とかと一緒にいただく。そう、お酒を飲む人の食事の取…

焼くだけでおいしい食パン

いつの間にか、朝食がパン食になってしまった。自分自身が子どもの頃は、パンはなんだかすぐにお腹がすくと思っており、毎朝かならずご飯にお味噌汁だったのに。現在我が家では炊飯器を置いておらず、ご飯を食べるときは土鍋で炊く。残ったら専用のタッパー…

お弁当にも、春

料理評論家の辰巳芳子さんのファンである。料理と日本人の暮らしのために命をささげるような生き方、わかりすいレシピ、そして何よりあの文体!「煮えがつく」「ガーネット色の」等々、他の追随をゆるさない独特の表現である。さて、その辰巳さんがこんなこ…