やさしい色と味わいの紅しょうが

katone2009-02-26

無ければ無いでなんとかなるが、でもあると確実に料理の味を締めてくれる食材。その一つが紅しょうがではないだろうか。

「はじかみ」という食材がある。細い谷中しょうがのようなもの(?)を紅色の酢に漬けたもの。青魚の塩焼きのときに一緒に食べる。さっぱりとした酸味としょうがの香りが、魚の臭みと脂を中和してくれる。これは瓶詰めにして売られているが、売っているお店をなかなか見つけられない。以前は近所に「肉のスーパーハナマサ」があってそこで購入していたが、昨年だか一昨年だかにお店が閉まってしまい、以来うちでは「はじかみ」を使うことはなくなった。

さばの塩焼きを作った際にためしに紅しょうがを使ってみたら、案外とこれがあう。はじかみなしでもいける感じ。パルシステムの「きざみ紅生姜」は、梅を漬けるときに出る梅酢を使っているとのことで、市販の紅しょうがよりは色が控え目。鮮やかなピンク色(もしくは赤色)というわけではないが、おだやかなやさしい色合いである。それから味がやわらかい。変な添加物(色素とか調味料とか保存料とか)を使っていない紅しょうがというのは珍しいのではないだろうか。

もちろん、焼きそばには必ずトッピングしたい。これからの季節、ちらし寿司のいろどりにもいいだろう。

パルシステム

http://www.pal-system.coop/