みどりふりかけの威力

katone2009-02-18

私の実家の食事のあり方がちょっと変わっていると気づいたのはいつ頃だろうか。うちではまず、メインのおかずと副菜を先に食べる。食べ終わった頃にご飯をよそってもらい、それをお漬け物とか昆布の佃煮とかと一緒にいただく。そう、お酒を飲む人の食事の取り方を子どもである私たちもやっていた。これはおそらく、晩酌をしていた父の影響が大きいのだろう。

とくに指導したわけではないのにうちの息子もこのようなご飯の食べ方をする。というより、本当はおかずと一緒にご飯を食べてもらいたいのに、必ず先におかずを食べてしまう。そしてご飯に向かう。必然的に彼の食事には「ご飯の友」であるさまざまな食品が欠かせない。

一番のお気に入りは焼き海苔である。味付け海苔ではなく、焼き海苔。しぶい。それから、かつてはキムチが好きだったが、私が「キムチを食べた人とはチュウしない」と一度いじわるを言った頃より食べなくなった。あの発言が後に響いているとしたら息子に申し訳ない。

そして子どもにとって無敵の「ご飯の友」といえば…そう、ふりかけである。彼には卵白のアレルギーがあり、なるべく卵を避けたいと思っているので市販の「○○たま」などは購入していない。もっぱらパルシステムの卵なしふりかけのお世話になっている。

息子の一番のお気に入りが「八葉ふりかけ」である。八種類の緑の野菜の乾燥したものが入っており、見た目にもきれい、栄養もたっぷり。ゴマの風味が食欲をそそる。これがあると彼はいつも「みどりふりかけー!」とリクエストしてご飯1膳ぺろりと食べる。お弁当にも大活躍。

野菜はすべて国内産らしいところがまた嬉しい。みどりふりかけ様様、といったところだろうか。もちろん、大人が食べてもおいしい。

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焼くだけでおいしい食パン

katone2009-02-12

いつの間にか、朝食がパン食になってしまった。自分自身が子どもの頃は、パンはなんだかすぐにお腹がすくと思っており、毎朝かならずご飯にお味噌汁だったのに。

現在我が家では炊飯器を置いておらず、ご飯を食べるときは土鍋で炊く。残ったら専用のタッパーウェアに入れて冷凍するが、いつも残るとは限らない。お味噌汁をつくる手間もあるし、パン食のほうが時間がかからず楽チンだ。

ほんとうは栄養バランスからいっても「ご飯と味噌汁」が正しいのだろうけど…いまは夜中に何度か起きるゼロ歳児がおり、眠いのでなるべく遅くまで布団に入っていたい。それに仕事のために週に一度は5時半起きだから無理。朝は食のほそい長男も食パンに「ぬるはちみつ(by明治屋)」をぬると1枚食べてくれるので、うちでは常に食パンが買われることになった。

普段は安売りをしているスーパーの、1斤100円ちょっと余のフジパン製の商品を買うことが多い。だがパルシステムでも6枚切の食パンを毎週注文する。フジパンも悪くはないのだが、あっさりした味わい。これに比べるとパルシステムの食パンは「パネトーネ酵母をあわせ小麦本来のうまみを引き出しました」とあるように、焼くと小麦粉の香りがよいのがわかる。私はいつものパンにはバターとかマーガリンとか必ず塗っているが、パルシステムの食パンは何もぬらずともそのまま食べられる。何か塗ってももちろんおいしい。

ちなみにうちでは、現在トースターが無いためにフライパンでパンを焼いている。土鍋で炊飯、といい、フライパンで食パンといい、どんどんローテク化していく我が家なのである。

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お弁当にも、春

katone2009-02-06

料理評論家の辰巳芳子さんのファンである。料理と日本人の暮らしのために命をささげるような生き方、わかりすいレシピ、そして何よりあの文体!「煮えがつく」「ガーネット色の」等々、他の追随をゆるさない独特の表現である。

さて、その辰巳さんがこんなことを書いておられた。ある年の春、毎日のように菜の花を食べていた。するとその年の夏は体の調子がいつもよりもよかったというのである。そういうことを思い出しながら、パルシステムで「エコ・菜の花」を注文してみた。

この時期の菜の花はだんだんと価格が安くなってくるから嬉しい。もっとも旬の作物というものはそんなふうにお財布にも優しく、身体にも優しいものなのであろう。さあっと塩ゆでして夕食の豚のソテーのつけあわせにいただいた。ほろにがい、お花の精をいただく。少し取り分けて翌日のお弁当に。

さてお弁当の時間、菜の花は前の日のほろにがさを残していた。まだ肌寒く、これをいただいているオフィスでも暖房を入れて加湿器をつけている。でも、気持ちはちょっぴり春の気持ち。こうやって、食べるもので季節を感じるのってとっても大事な気がする。春先は苦味のあるもので冬の疲れをとるといいときいたことがある。辰巳さんにならって、これからもなるべく菜の花をとろうかな。

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お手軽・簡単・お弁当

katone2009-01-29

長男の通う幼稚園(正確には2年保育に入る前の1年間通うプレスクール)は月・水・金で、月曜日と金曜日はお弁当である。当初、ちゃんと作れるかしら…と不安であったが杞憂だった。それは、年少さんのお弁当はとっても小さく、おにぎりを詰めたらあと2品くらいしか入らないからである。

加えて、小さい子のお弁当つくりに励む私に強い味方がいる。パルシステムの「お弁当テリヤキミートボール」である。お味はまあ、普通の市販の加工食品の味で(笑)正直申し上げて、とびっきりおいしいというわけではないが変な添加物が入っていないところがよい。それから冷めたまま入れることができる点も忙しい朝には嬉しい。長男の幼稚園は冬場はお弁当を温めてくれるから、封を切ったミートボールはそのままお弁当にセットできる。

ちなみに画像は、やや頑張った日のお弁当。普段は小さいおにぎり5,6個にお肉料理(ミートボール、ソーセージなど)かお魚(鮭など)、彩りに野菜(人参、かぼちゃ、青菜など)それと果物が定番である。

いつも、長男がこれを楽しい気持ちで食べてくれるといいなあと思いながら、そういう祈りをこめながらお弁当を作っている。どこのご家庭の作り手もそうなのではないか。お友だちと楽しい時間を過ごせますように。いろんな活動を楽しむことができますように。おいしくお弁当を食べられますように。この小さいお弁当には、そうした私の祈りも一緒に包まれている。

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フルーツのよろこび

katone2009-01-21

画像のケーキは、ホットケーキを重ねてホイップクリームで飾ったもの。画像では見えづらいが、ケーキとケーキの間にはバナナとクリームがはさんである。このバナナ、パルシステムのカタログ「ヤムヤム」の企画、フルーツYUMYUMセットのもの。「お手ごろ価格で、この時期の旬のフルーツを3種類以上でお届け」するという商品である(価格は本体380円)。

画像のケーキを作った週はバナナ3本とりんご1個とみかん数個であった。今週とどいた内容は、りんご2個(ふじと黄林)、みかん2個、キウイフルーツ2個。このほかに、市場で出回っていないめずらしいオレンジが入ることもあるし、おまけでレモンが1個入っていたこともあった。

フルーツが家にあると嬉しい。そのおいしさを楽しむことはもちろん、食卓のかごに入れて飾るとディスプレイにもなるし、香りにも癒される。ただ、数種類のフルーツを購入するとなると案外費用がかかる。だから、このフルーツYUMYUMセットは私の家のような「大人2人+幼児1人+乳児1人」の世帯にはぴったりの企画で大変ありがたい。フルーツ好きなうちの幼児にも、いろいろな味を楽しませてあげることができる。

ときに、うちの幼児、ずうっとパルシステムをパル「シテスム」と発音していたのだが、今日は「パルシステムでしょ!」と威張って発音していた。成長を喜ぶべきか、可愛いいい間違いを今後聞けないことを悲しむべきか…

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やさしい味わいのポテチ

katone2008-11-05

このところ、むしょうにスナック菓子が食べたくてたまらない。季節的なものだろうか(笑)?とはいえ、スーパーで大袋に入ったものを買うのは気がひける。あの化学調味料の味に子どもが慣れてしまうのがいやであるし、100円くらいで買えるとはいえ、絶対必要なものではないので無駄遣いに間違いない。

それでも、パルシステムのカタログの小分けされた「ポテトチップスコンソメ味」には惹かれてしまって注文した。今日は配達の日であり、早速公園から戻ってきた長男と一緒にばりばり食べてしまった。市販のものよりも味が濃くなく、食べきりサイズであるので子どものおやつにちょうどよい。大人にはちょっと物足りないけど、一袋170キロカロリーなので、実は大人のおやつにもちょうどよいサイズなのだ。

適度にお腹を満たし、「スナック菓子が食べた〜い!!」という欲求も満たしてくれるおやつ。うちの新しい定番になりそうだ。

それにしても。かつて買っていた某製菓会社のポテトチップスの袋には、ポテトチップスにはビタミンCが含まれているとか、塩分は味噌汁より少ないとかいかに栄養価が高いかが印刷されていた。あれは今も健在なのだろうか?最近では揚げたジャガイモを食べ過ぎるとよくないということが言われており、ポテトチップスならこれくらいが適量、それ以上は駄目ということになっているようだが。時代が変われば、健康についての常識も変わるということを実感させられる。

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汗ばむ日の定番

katone2008-09-24

今年の夏は暑かった。暑くて、毎日何を作るべきか・食べるべきか悩むほどだった。暑い日ものどを通るようなものといえばソーメンが定番だが、さすがに夕食にソーメンというわけにもいかない。今年うちでよく作ったものと言えば、バンバンジーである。

作り方はとっても簡単、鶏胸肉を何もつけずに鍋に入れ、お水とねぎとしょうが、あればローリエ1枚と粒こしょう。あとは火にかけて煮立ったら弱火、そのまま20分ほどゆでで冷ます。これで鶏はできあがり。鍋から放熱するので、冷房をかけている日などは玄関など家の者のいない場所において置く。

そしてきゅうり。これも簡単、千切りにするだけ。あとはゆっくりさましてしっとりした鶏肉を裂いてきゅうりにあわせるだけ。冷ましたゆで汁は塩を足してスープにする。鶏ときゅうりはポン酢と好みでカラシ、もしくはラー油をつけていただく。うちでは大量のすりゴマもポン酢に足す。

夕食を準備する時間になって、ああそうだ今日はバンバンジーを仕込んであるんだと思う日は、とても気持ちが軽い。この夏は何組かのお客さんがうちの赤ちゃんを見に着たが、お昼どきが重なる日はだいたいバンバンジーを食べていただいた。とても好評であった。

好評なのはゆで汁ごと冷ます鶏の仕込み方もあると思うけど、つけあわせのきゅうりがパルシステムの「ブルームつききゅうり」であることにもよると思う。昔ながらのごつごつしたきゅうり、味が濃くて瑞々しく、とってもおいしい。毎週これを購入してはおいしくいただいた。

そろそろきゅうりの季節も終わりだろうか。いや、今日のような汗ばむ日にはバンバンジーが食卓にまだまだ登場しそうである。

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